20/04/2024
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看護師の声かけマナー入門

看護師にとって声かけは、患者さんの不安を軽減させる他、コミュニケーションで信頼を築くという意味でも重要です。
この声かけを行ううえで、気にかけてほしいのが人の気持ちに配慮したマナーです。
何気なくかけた声かけが、周りの患者さんを不快にさせるようなこともあり、結果的に不穏な空気にしてしまったり、クレームをもらったりしてしまいます。
そこで今回は、声掛けの大事な注意点を書いていきたいと思います。

その一つとしてまずいえるのが、ため口です。
仲の良い患者さんに対し、友人のように気さくにため口で話していた場合、そのほかの患者さんによってはそれを不快に思う人もいらっしゃいます。
また、看護師が自分に対して敬語を使うことに、疎外感を感じるケースもあります。
上記のようなことを踏まえれば、なるべくすべての人に敬語を使うことを意識した方が良いといえるでしょう。

そして、敬語を使ううえでよくあるのが間違った言葉使いです。
普段使っている言葉は会話中に出やすく、「マジですか」などは知らず知らずのうちに使われがちな言葉です。
この場合は、「そうですか」と正しい使い方を意識した方が良いでしょう。

また、「直ぐに行きます」や「ちょっといいですか」などは、患者さんによく使われる言葉です。
一見、正しい敬語に思えますが、「直ぐに伺います」「少々よろしいでしょうか」といった言葉遣いが正しいです。
また、リハ(リハビリ)や悪寒・悪心(寒気・吐き気)など、医療の現場でよく使われる、専門用語も、患者さんに伝わってないことがあります。
つい、いつも使っている用語が出てしまいがちですが、患者さんに伝わるかどうかを考えたうえで言葉に出すことが大切です。

声かけが上手な看護師になれば、自然と信頼される立場になっていくものです。
頼られる看護師を目指しているのなら、患者さんの立場に立って、きちんとシーンに合った声かけをすることを目指していきましょう。
以下のサイトで、声かけの注意点やポイントが詳しくまとめられていたので、よかったらアクセスしてみてください。
実は奥深い!看護師の声かけ